情報ロンダリングと権威主義

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先日NYT(ニューヨークタイムズ)でちょいとアレな話が日本語版で展開されていたので、それ絡みかなあというところ。本家サイトでもちらほら触れているけど、海外、特に欧米では日本のように新聞はえらい、本社ビルはでかい的な話は古のお話で、企業規模も社会に与える権威も、随分と縮退してしまっている。部数がその裏付けの一つではあるけど、実態としては部数云々以上の権威の無さというか信頼性なのが実情。日本だったらタブロイド紙レベルの信ぴょう性が、米国ならば全国紙やら大手地方紙のそれに相当するというぐらい......いや、もっと低いかも。


テレビの権威も結局は全国放送ではなく地方局の方に軍配が上がっていて、全国ネットワークのはさほど信用されていない。なので、テレビにしても新聞にしても、日本のそれと比較すると大きな錯誤が生じてしまう。欧米の新聞の話だから正しいこと、正論に違いない、信ぴょう性のある話に違いない、しかも権威ある媒体の物だし、と考えると空振り三振モードになる。

まぁ、新聞やテレビの言及の確からしさに関しては、日本のもあまり変わらないのだけど。少なくとも権威のレベルはけた違い。

で、日本では特に「海外信奉主義」「欧米は何でも事実、日本よりエライ」的、肩書・権威への平伏傾向が強い。だから、「実は権威も信ぴょう性もスットコレベルな欧米の新聞を、日本の新聞と同じような権威づけがされている」と「海外信奉主義」がミックスすると、海外の新聞報道内容は何でも事実、超権威づけがされていると誤認してしまう。その海外の新聞報道の内容が、日本側から意図的に流されたものだとしたら、日本側で都合の良いように抽出されたものだとしたら。同じような考えを持つ者が以心伝心でロンダリングをしていたら。

まぁ、調べる手段が無い時代なら、するっと信じ込んでしまったことだろうね。

            

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このページは、不破雷蔵が2018年1月10日 06:55に書いた記事です。

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