バーチャルユーチューバーの可能性

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言葉や概念自身は昔から存在していたのだけど、ここしばらくの間に急激に話題に上るようになったバーチャルユーチューバー。要はユーチューブなどの動画配信サイトでキャスター的なものを個人ベースでやってしまうユーチューバーが、本人自身では無くバーチャル(仮想的なもの。VRアバターなどを使う)を登場させるというもの。

確か1、2年前に実態の動きと連動させるようなVRキャラクタのソフトが出回り始めた気がするのだけど、もうこんな時代が来たのかと驚き。まぁ、面白いからみんなが飛びついて、あっという間に加速度的に進歩発展したのだろう。

変身願望は太古から存在していたし、自分の実態を披露したくないけど姿かたちの動きは見せたいって需要はいくらでもある。コスプレも、着ぐるみも、影絵もみんなそう。今件のバーチャルユーチューバーだって、着ぐるみのユーチューバーと概念的には同じ。それがVRペルソナに変わったまでお話ではある。まぁ、ソーシャルメディアで花開いた「キャラクタのなりきりアカウント」も似たようなものだ。

アバターにVRのを用いることで、動きはすべてデジタル化される。見方を変えれば生前の行動パターンを数字化することで、死後の人をバーチャルユーチューバー化させることも可能になる。少なくとも論理的には。無論、架空の人物、例えばアニメキャラは言うまでも無く。パートナーが亡くなった人向けの、心のすき間を埋めるサービスとして役立つかもしれない。


「この世とあの世のインタフェース」ってのは興味深い表現ではある。死の概念は個体の物理的な死と当事者の精神的な死、そして関わった人の死の情報認識で構成されているのだけど、このうち最後の部分が無くなる可能性がある。


チューリングテストを思い起こさせたり、すでにSiriとかスマートスピーカーで手がかかっている領域も多分にあるんじゃないかなとか、ピース単位では結構なレベルに達していて、あとはそのピースをどうやって上手く組み合わせていくのかという問題なのかなとも思ったりする。


将来的には言葉通りの「コンピューターおばあちゃん」もできるかもしれない。仏壇のボタンを押すと投影され、生前の行動パターンで色々と反応するおばあちゃん。いたこクラウドサービスってのも、なんかマジで登場しそうな気がする。クラウド的な概念と極楽浄土って何となく似ている気がするし。

            

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2017年12月28日 07:50に書いた記事です。

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