報道は「分かりやすくて正しい」が求められているはずだけど「分かりやすいけど正しくない」が横行しているのが現状

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4マスってのは不特定多数に情報を素早く拡散できる能力を持っていて、社会的に有意義だから、色々な特権が与えられる。そうした方が全体としてはプラスになるから。けれど伝達できる情報量は限定されるし、受け取る側はさらにそこからかいつまんでの取得になるので、分かりやすく、そして正しい情報発信が求められる。

分かりにくいと短時間での取得は難しいし、理解できない情報を得ても取り込めない。分かりやすければすぐに撮りこめるけど、それが間違っていたら何の意味もない。素早い配膳を行う食堂でも、メニューが間違ってばかりだったり、さらには食中毒になるような食事を出されたのでは何の意味もないってのと同じ。

その観点では新聞やテレビってのは、「誰でも分かるように書かないといけない」というのが至上命題ではあるけど、同時に「正しい内容でなければならない」というもう一つの原則がおざなりになっている感は否めない。速けりゃいいんだ、間違っても知らないふりをすればいいし、それができなくなっても小さくてへぺろをすればいい。殆どペナルティは無し。でもこれじゃ受け手としては困る。

昔はそのような「素早いけれど毒入りな食事」を食べさせられていても気が付かなかったけど、今ではネットで色々と並行して情報を取得できるし、さらに同時に多方面からの情報と比較検証できるし、さらには一次ソースを当たることも可能となった。「なんだ別物だった、毒入りだったんじゃん」と気が付かされることも珍しくはなくなった。

「誤解の元にもなりかねない」と指摘しているけど、むしろ積極的に誤解させるような表記も少なく無い。先日のインフルエンザ対抗薬と異常行動の話における、新聞各社の記事タイトルとかね。


インターネット上で多方面からの情報を取得できるようになっただけではなく、いわゆる「中の人」の実情を確認できるようになったのも、報道界隈における「分かりやすいけど正しくない」を確信させる材料ではある。「難しい事を理解出来ない人が、自分の理解出来る事象に事実を当てはめて書いてるだけ」。もの凄いダイレクトだけど、まさにその通りの雰囲気がシュールストレミングなレベルで香ってくる。


まぁ、ぶっちゃけるとこんな感じ。「評価」って多分にネット場合はアクセス数だからねえ。中身がぐだぐだで非論理的で間違っていて反社会的でも、アクセスがある方が勝利で評価される。なんだか炎上商法とさほど変わりがない気もするけどね。

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このページは、不破雷蔵が2017年11月25日 08:00に書いた記事です。

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