「耳が遠くなる」は2つのプロセスの断絶によるもの

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生物学的、医療学的にはまた別の説明や見解があるのだろうけど、これは説明としては理解できるし、また他の色々な部位における疾患でも納得ができる。ヒトの体は各部位が与えられた機能が真っ当に動き必要な信号を脳に与えるだけでなく、与えられた信号を脳がしっかりと判断することで、初めて機能する事になる。

今件の場合は、耳そのものはそれなりに機能し続けているのだろうけど、その聞いた音......というか人の声を自分が聞いていると認識する能力が落ち込んでいる、脳に判断を行わせるためのハードルが高くなっていることになる。

まぁ、さらに見方を変えると、身体能力が押しなべて落ちているので、すべてをいちいち聞いていたら対応がしきれないということで、「全部聴いていたらオーバーフローを起こすぞ」とあえて脳内での処理に回すためのハードルが上がるようになっているという、身体の神秘的な最適化が成された結果なのかもしれないけど。


さらに人の機能は使っていないと衰えていくもので(逆に使い続けていれば劣化を最低限に留められる)、こういう話もありうる。一つの器官の衰えが別の器官の劣化に連鎖するということなのだな。今件なら「脳の音を聞き分ける機能をサポートする機器をつければいいじゃないか」ということになるけど、残念ながら現代の科学はそこまで進んでいない。なので、現代の科学で出来る部分を積極的にサポートし、出来ない部分の連鎖劣化を防がなきゃならない。また兆しの部分も重要だよね。


実のところ今件は高齢者に限った話では無い。子供の視覚や聴覚も同じ。子供の場合はそれが器官として問題があるか否かを認識できないことも多いので、いかに早い時期に周囲が気が付いてあげられるかが問題になる。目つきが厳しいとか勉強ができないとか人の言うことを聞かないとか、実は性格や能力の問題ではなく、視覚や聴覚に問題を抱えているのだけど、それを認識できていないだけなのかもしれないのだから。

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このページは、不破雷蔵が2017年11月26日 07:43に書いた記事です。

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