「高齢者の立ち振る舞いは人生の成績表」

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人は多分に知識や経験を積み重ねて自分のデータベースを構築し、それを元に行動指針を決定する生き物だから、歳を重ねるにつれてその人の本質と共にこれまでのあれこれが深く反映されるようになる。もちろん何かをきっかけに、あるいは一心発起してがらりと本質が変わる場合もあるけど、それはごく少数派。

「お仕事」は介護かお役所か公的機関か医療機関か、どれかは分からないけど、多分に高齢者と相対する場なんだろうなあと思いつつ。当方もこれは、ソーシャルメディア上のやり取りとか、通院している病院の待合室とか、出先のお店などでよく見聞きして理解できる指摘ではある。その人の実情を知っているわけでは無いのだけど、スカウターを通してるように、その人の本質が見えてしまうのだな。


で、それに絡んで昨今の経済状況と、それを無視して耳をふさいでいる方々の属性が、多分に高齢者の傾向があることについて、なるほど感を覚えさせられたのがこれ。年金受給額は物価スライドがあるので実はインフレは悪い話ではないのだし、デフレが生じると受給額は減ってしまう。ただしマクロ経済スライドがあるので調整が行われるのだけどね(これは平均寿命の延びによるもの)。ただ特例としてデフレ期間は減少させてなかったので、昨今ではその調整が行われている。つまり年金の受給額が増えていない、減ったとしても、それは自分達と同じ属性の人が増えているのが原因。

雇用の回復、失業率の低下、賃金の底上げが行われても、年金生活者には関係ないじゃないか......といわれて、ああなるほど感。要は自分達に関係ないから、現役世代の経済がよくなろうと知ったこっちゃない、自分達が得をするか損をするか、それだけの問題なのか、と。

ただこれも指摘の通り、現在の年金制度は積み立て方式ではないので、現役世代の景況感で大きく変動がありうる。支えている人達の食いものを奪って自分のふところに収めていたら、その支えている人達が足腰立たなくなってしまうのだよね。

この辺りに関わるあれこれも結局、「高齢者の立ち振る舞いは人生の成績表」的なところで主張がなされているのだろうなあと、色々と思う次第ではある。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年10月16日 07:53に書いた記事です。

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