「内部留保」は良いフラグワード

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2009年の総選挙の時に出てきた「埋蔵金」と似たような、シュールストレミングな香りがするのだけど。昨今「ここからたくさんお金が取れそうだぞ、なんだか悪いやつがため込んでる」的な感じで「内部留保」なる言葉が色々な方面から出ている。結論からいえば「搾取できる的な形で内部留保という言葉を使っている人がいたら、それは経済方面でアレな人だから、考慮外でいいよって判断できるフラグ、リトマス試験紙だよ」なんだけどね。

ということでここ数日ツイッターのタイムラインに挙がった、内部留保(に課税)周りへのツッコミ話をいくつかまとめておくことにした。自分自身の覚え書きやら、後々の資料代わりとして。まぁ、内部留保に関しては数年前「内部留保は全部現金というわけじゃない」って形で某赤い党の方々へのツッコミのイメージイラストを作った記憶もあるのだけど。


まぁ、ものすごくクリティカルな話をすると、「内部留保」云々は2009年の総選挙前に某党から出た「埋蔵金」と同じ。なんだかもやもやしたもので、悪いやつらがお金をしこたまため込んでいて、庶民はそれを奪う権利があると旗を振りかざして人気を集める。内部留保という名前の箱の中身が空っぽでも、箱自身すら無くてもOK。

そう考えると、色々と腑に落ちる所があったりするのだな。数年前に同じような話が出てきた時に、どこが旗を振っていたかを思い返せば以下略。

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このページは、不破雷蔵が2017年10月 9日 08:10に書いた記事です。

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