一億総報道記者の時代

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このフレーズは何度か使っているし今後も使って行きたいのだけど。スマホの普及とソーシャルメディアの利用率拡大によって、誰もがテキスト、さらには写真や動画ですら、第三者に知らしめることが可能になった。無論勘違いやフェイクも確率論的に絶対数は増えるけど、それでもこれまで特権階級のみの権限だったものが、誰にもできるようになったことの意味は大きい。......まあ、見方を変えると一億総相互監視時代でもあるんだけどね。


無論、情報が増える事は良いことばかりではない。ジャンクもノイズもフェイクも増える。悪用する輩もたくさん出てくる。良い情報を選りすぐり、正しい判断ができるようなスキルを磨かねばならない。無論以前から情報の取捨選択と精査能力は必要ではあったけど、昨今はますますその能力の重要性が高まっている。

そして何よりも、ひとりひとりの真実を得るために、まずは他人が発信した事実を正しく取得することが大切。上場企業の株式取引において、正しい情報が無ければ投資判断もできないってのと同じ。正しい情報があっても間違った判断をすることだってあるんだから、歪曲した情報だったら正しい判断など望めない。


今件に合わせ。情報発信ルートが増えると、これまで独占した界隈がこんな話をしてくることがある。まぁこれも、今までやりたい放題だったのが突っ込まれるようになったまでのお話。例の「私達は怒っています」も実態として「私達は『いいね』されないので逆切れしています」のと同じってところだな。

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このページは、不破雷蔵が2017年10月 9日 07:21に書いた記事です。

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