銃規制より弾規制との発想

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先日の米国での銃乱射事件。まだ色々と調査中ではあるのだけど、何らかの思想犯というよりは確率論的に避けがたい存在による暴走事案という雰囲気がある。イレギュラーな事案が発生した時にその影響が大きくなるのが、世の中が便利になった時の弊害なんだよねえ。ハードルが低くなるってのは、つまりはそういうこと。

で、マイケルムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」でも語られていたという......って当方も見たはずなんだけど記憶からぽっかりと無くなっていたのが、銃規制じゃなくて弾規制をしろというもの。銃は弾が無ければただの文鎮。この発想は一見的を射ているように思える。

ただ、これが仮に実行されても効果は限定的。欲しい人はそれでも買ってしまうし、盗難にあう可能性もある。また、銃を向けられた側(例えは警官とか公的機関とかお店の人)はその銃に弾が入っているのかいないのかは分からないから、やはり相応の対応をしてしまうことになる。銃による違法射撃行為での直接被害こそ減少するけど、それ以外はどうなのかな、と。


似たような話は昔の漫画「国民クイズ」にもあった。超難関のクイズをクリアすると、何でも願いをかなえてくれるというもので、その中で銃解禁をしてほしいというものがあった。管理側は犯罪増加防止のために、銃そのものは解禁するけど、弾は規制したままにしようね、という切り返しをしたのだな。

まぁ実質的にイレギュラーな存在の発生が避けられないことを考えると、やはり銃そのものを規制した方が安全性は高い気はするけど......全員が同時に銃を手放すってのは不可能である以上、非可逆性の事案の理の通り、米国ではもう無理なんだろうなあ、と。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年10月 5日 06:45に書いた記事です。

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