「ツイートできなきゃ質問じゃないから止めれ」

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講演会や発表会、学会などでの質疑応答の場面で、質疑応答ではなく自分の論説を語り始める人がいる。承認欲求のかたまりなのか、意思疎通のスキルに欠けた存在なのか、単にマナーを知らない人なのか、空気を読めないのかはその人によりけりだけど。

で、学会において質疑応答で手を挙げる前に、本当にそれを質問してよいのか、身をわきまえた行動なのかいなかをチェックするためのフロチャート。まぁ、多分に学会などにおいて発生する困ったちゃんへのツッコミ的なものではあるのだけど、当てはまるものがあるある過ぎて。もっとも、本当の困ったちゃんってのはこの類のものにすら目を通さない、読んでも自分にはまったく当てはまらないと確信してしまうのだよね。

このチェックリスクの中で注目したいのは、指摘されている「「その質問をTwitterに書けるか?(140字以内で)」で無理なら「それは質問ではなくスピーチだ。喋るな」」というもの。要は単刀直入に簡便に表現できないものは質問ですらない。自分の意見を口にするスピーチであり、この場で成すべきものでは無いというもの。原文では「もう一度精査してまとめ直してから出直せ」とあるけどね。まぁ実質的には「黙っておれ」で良いのだろう。


恐らくはここが大ネタ元だろうなということで探したのが、この3年前の記事。時間があれば日本語訳したいぐらいの良い内容となっている。いや、あるいはすでに誰かが翻訳しているのかもしれないな、これは。

それにしても「ツイートできなきゃ質問じゃないから止めれ」。これって学会に限らず、あらゆる場所の質疑応答で通用するような気がするな。

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このページは、不破雷蔵が2017年9月29日 07:26に書いた記事です。

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