国のトップに反発感を持つことと、国の象徴を軽んじることと

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米大統領選挙の時からリベラリズムの実態というか、「正義」の暴走ってのはこんなものなのかなあという雰囲気はあったし、その一端を担う報道界隈の本質も見えていたのだけど。選挙後はますますその傾向が強くなっている気がする。以前も触れたけど、映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」がそれをよく表していた感はある。

今件もそれを実感させてくれる事案の一つ。具体的事例は複数あるけど今後も出てくるだろうし、あえて挙げないでおくとして。指摘の通り米国のプロスポーツ競技において一部で、国歌斉唱とか国旗に礼をする際に、トランプ大統領への反意を意味する行為をすることか、一つのムーブメントとなっている。日本で例えるなら国歌斉唱の時に別の歌を歌ったり、座って歌わなかったり。国旗に背中を向けたりという感じ。

当事者はトランプ大統領のいうことなんて聞くもんか、ばーか、的な姿勢によるものだろうし、注目されることでその意志を周囲に公知したいとの意味もあるのだろうけど。

国歌や国旗への不敬な態度は、当事者はそのような思惑でやっていたとしても、実質的には国の象徴そのものへの不敬行動に他ならないのだよね。大統領自身に対する行動、例えばそれを明記したプラカードを持って歩くとか、大統領の写真を足蹴にするとか(その行為の良し悪しはまた別として)ならともかくとして。

意識だけ高いというか、自分の行為に陶酔しちゃってるというか、冷静さを見失っているような気がするんだよな。

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このページは、不破雷蔵が2017年9月26日 07:12に書いた記事です。

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