昔に比べて栄養摂取量が減っているとの話だけど

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現在本家サイトで精査を続けている「国民健康・栄養調査」。現時点では概況報告書までしか出ていなくて、データベースe-statに詳細な値が収録されていないので詳しい検証はできないのだけど。報告書を見ながらふと思ったこと。

昔と比べて最近は栄養の摂取量が減っている、だから貧困だ云々という話。そのソースはこの「国民健康・栄養調査」からだったりする。で、確かに総エネルギー量などは減少の傾向にあるのだけど、それってイコール貧困、食生活が貧しくなったと断じていいのだろうかという話。

報告書内のデータ部分に記載されているのだけど、今件調査の結果には補助食品や強化食品の摂取は含まれていない。サプリとか栄養補助系食品は全部除外。この手法は直近年だけでなく随分と前からの話なんだけど、昨今の食生活の変化を思い返すに、これらの食品の利用増加が、見た目の栄養摂取量の減退に結び付いているのではないかな、と。つまり計量外の要素による摂取量が増えている。

あと二つほど考えられる要素としては、まず一つが高齢化の進行に伴い、少摂取量の高齢者のウェイトが高まったとするもの。ただしこれは全体の摂取量のみの話。年齢階層別は違うよね。ただ、60歳以上とか65歳以上という高齢層部分は、より高齢な人が増えているから、その部分も結構影響しているかな、と。

そしてもう一つ。産業構造の変化に伴い、肉体労働、重労働に携わる人が減って、必要とされるエネルギー量が減っているのではないかな、とするもの。工事現場のそばにあるコンビニでは、大盛り弁当とか肉系の料理がよく売れるよね、あれの逆。

これらを合わせ考えると、栄養摂取量が減っても不思議ではないかな、と。むしろバランスの良い摂取の方が重要なのだとは思うのだな。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年9月25日 06:43に書いた記事です。

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