平気で切り取りして印象操作を続ける報道への信ぴょう性

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以前【「言葉を切り取りされるのを前提」とフェイクな編集報道を肯定するメディアのトップ】でも言及した通り、事実を切り取り、さらには切り貼りして内容を偏向させて伝えるのが常となっている報道界隈。単にでたらめな主旨違いならば国語能力の絶望的な不足ということなんだろうけど、方向性が特定方面にのみって実態を見るに、分かった上でやっているのだろう。

で、今回も指摘されている通り、切り取りで主旨を違えて大騒ぎ。デマ屋や詐欺師とどこが違うのだろうか。いや、それでは詐欺師に失礼か。


挙句の果てにこういうことまで成される始末。これって裏で手を組んでいる......という陰謀説も考えたくなるけど、実態としてはそうではなく、同じようなことを考えている人達がそれぞれ互いを利用しているんだろうな、と。以心伝心みたいな。


例の文春砲を自称した文春にも、該当記者の自己主張が挙がっていて「私達は国民の代表」的な主張をしているとの話もあるけど。これも繰り返しになるけど、選挙で選ばれたわけでもなければ国家試験をクリアしての資格取得によるものでもない。国民の代表とか新聞とかいうのは、単なる自称でしかないのだよね。子供が「ぼくはだいとうりょうだからみんなはぼくのいうことをきくように」と主張しているようなのとさほど変わりはない。


該当するメディアでも、すべてがすべて偏向やネタ、ウソの情報というわけではない。けれどそれが日常茶飯事化し、その事実を認めて改善する姿勢が無いのなら、それ自身を選ばないという選択をした方が、リスクは低くなるしリソースの浪費も省ける。わざわざチェックしなおして正しいか否かを確認するほど、普通の人は暇ではない。最初からガセネタ、ネタ話だと分かった上で読むのなら良いけど、それならそれでもっと良いものはいくらでもある。

他に選択肢がある以上、オオカミ少年やペテン師の話に耳を傾ける必要性はどこにもないのだよね。

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このページは、不破雷蔵が2017年8月14日 08:04に書いた記事です。

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