企業の公式ソーシャルメディアアカウントを擬人化して運用するのは無理があるのかも

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同アカウントは6月27日に、任天堂の「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」発表に関連して、「面白そうだけど...冷静に、私の思い出(年代的にボリュームゾーン世代より少しずれている事が大きい)を価値に換算していくと...」と、本体や収録タイトルの「主観的価値」を表にしてツイート。しかし、「スーパーマリオワールド」200円、「ファイアーエムブレム 紋章の謎」0円など、あまりにも辛口な値付けだったこともあり「なぜ公式アカウントで他社製品を値踏みするようなことを」と批判が殺到。その後ツイートを削除し、「不適切な発言をしてしまいました」と謝罪していました。

ソーシャルメディア、中でもツイッターは意思表現のハードルが低いことから、企業の広報アカウントがなんだか柔らかい個人的な、ゆるキャラみたいな個性を出してアピールをして、企業のCIに役立てる的な手法が流行っている...のだけど、多分に担当者個人の感覚とスキルに任されているところがあるので、多分にオーバーフローとなったり、ちょいとしたミスや意思の齟齬で大変なことになったりする。まぁ、よく考えてみれば、普通の企業の広報担当が通常の広報ネタも合わせて、ゆるキャラみたいな対応をしたのでは、色々とアレな気がするし、それこそくまモンレベルの高度な技術が求められる。

今回は多分にネタのつもりで、悪意はなかったつもりなんだろうけど、滑ってその先がえらいことになったという感は強い。


指摘にもある通り、そして以前当方も記事にした記憶があるのだけど、ソーシャルメディア上で公式のアカウントがある程度スピーカー以外の立ち位置を取るためには、多人数同時参加型のネットワークロールプレイングゲームにおけるゲームマスターぐらいな技能が求められる。公明正大で誠意を持ち、企業にプラスとなることを心掛けつつ、個性を披露して対応者をハッピーにさせる。並大抵のスキルや経験では無理。

......あるいは一部で試験的に導入されている、AIを使うってのもありなのかなあ、と思ったりする。

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このページは、不破雷蔵が2017年7月12日 06:53に書いた記事です。

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