ここ最近のことなのか、実は以前からだったのか、メディアのフライング的な情報の話

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具体的な対象事象は指さないでおくけれど、大いに納得のいくお話。「●×が語ったから」「■〇との話が合ったから」ということで、それをあたかも事実であることのように「報道」する話が結構目立つ(増える、ではない)ようになっている。報道メディア側はそれが虚報だったり偽報だったとしても「語ったことに違いは無い」「話があったことに違いは無い」として、報道の自由なるものを振りかざすのだろうけど。

昔のような、情報の単方向性の時代ではないのだから、欺瞞やプロパガンダ的な手法はすぐにタネを明かされてしまう。

ただ、指摘もしている通り、そのような既存の報道メディアなどのみを情報源としている界隈はそれを信じてしまう。また、それらを確定情報の一次ソース的に扱い、ミスリード的な話を元に色々と肉付けをしたり悪用をしでかす方々もいる。権威づけされたガセネタを用いるってわけだ。


それが誤報であってもさほど自分自身や世の中には影響を与えないような話ならともかく、そうでない情報はよほど確証性の高い裏付けが確認できない限り(例えば複数の明らかな場所から言質をとっており、内容が虚報ならばその方面からお叱りを受けるであろうようなもの)、トリガー的なもの、アンテナとしての使い方をした方が、惑わされずに済むようになった......というかこれもまた、今までもそうであり、これまでは同じように惑わされていた、誤誘導されていたのかもしれないなあ、と。

また指摘の通り、うのみにする界隈がそのままネットでも同じようなことをしている雰囲気があるのも事実。内輪でのネタとしての、確証度の低い話を、不特定多数にあたかも事実であるかのように伝える。奇妙な噂話が得意な近所のおばさまが、全国ネットワークのキャスターとして、そのままの口調で語っているようなもの。何という怖さ。

あとは指摘そのものは挙げておかないけど、現与党の特定政党に向けたバッシング的な記事報道は、とりあえず第二報や他方面からの解説、言及がない限り、引いておくのが無難な感じ。そば事案(森友、加計)が非常に良い例ではある。

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このページは、不破雷蔵が2017年7月 2日 07:23に書いた記事です。

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