「かわいい」は正義と技術の普及浸透と

| コメント(0)


技術は単独で普及浸透することは滅多になく、多分に商品化された時にエンタメ的な要素や感情をくすぐるような特徴を持つことが必要不可欠なものとなる。ぶっちゃけると技術そのものをフルに使うような商品は最初から必要はなく、可愛らしさとか面白さとか聴き触りのよさで広まらせるのが先で、その上でハイスペックなものを展開すればよい。

技術展示会などで多種多様な新技術や新しい仕組みの発表会でも、それら一つ一つはすげー、なんだか未来に来たようだ、的な感想を抱くけど、そこから先が進まず、商品としての展望が開けないってのは結構ある。新しい技術はそれ単独ではスゴイで終わってしまう。そこから何が導けるか、楽しさ、快適さ、心地よさ、心の充足をしてくれるかってのが、手に取りたいと思うか否かを決定づける要因となる。


今件ではものすごく重要な事が語られていて、実のところ「かわいい」という要素は多分に「感染」する要素がある。扇動......というと言葉が悪いけど、この部分の印象ってのは、他人がそういったら自分もそう思わねば、って要素が少なからずある。あのアイドルがカッコイイと言われているのでそうなのかなとか、皆が面白いといってるので自分はなんだか具体的な感触はないのだけど、そういうものなのかな、とか。

むろん新しいものに関してそれなりの要素を持たせることは重要ではあるけど、呼び水的なものを舞台設定的に用意するのがとても重要だったりする。有名人に新商品を一律に配って感想を自由に述べて下さいとか、ブロガーにレビューしてみてくださいとか、有名人のブログやサイトに太鼓持ちさせてそれを広告記事として売る広告代理店とか、CMで繰り返し「感動しました」と語る映画とか。

その辺りを考えると、技術の普及って、単に高度で画期的なレベルアップとかだけでは難しく、プロモーション的な部分まで考えていかないといけないのだろうし、そのような方面での技能を持つ人が技術界隈には必要なんだろうなと思ったりもする。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2017年6月27日 07:52に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「子供がいやがることでもウソでごまかしてはいけない」です。

次の記事は「「このような状況にある」と「こうしてほしい」と」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2019年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31