報道の 正体見せる ツイッター

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実のところ報道にたずさわるジャーナリストも社会的露出度が高いのはごく一部の人で、さらに露出されているのはその一部分、本人が見せたいと思っている部分だけで、政治家や芸能人のスクープのように見せるつもりが無かった部分までは出ていないから、実質的には見せていないのとあまり変わらない。

弁護士は当方も以前は神的な存在で語りはすべて事実であり素晴らしい存在で、敬うべき存在の一つとしての認識しかなかったけど、今では肩書として弁護士ってのがあるだけで、中身を担保するものでは無いのだな、というぐらいでしかない。ジャーナリストも然り。権威とか肩書の価値観がグンと下がってしまった。オーラを放つ勲章が、子供がチラシで作ったぺらぺらのものだったぐらいの、位置づけの暴落ぶり。

各方面の学者も似たようなものかなあ。何か世の中で色々と騒ぎがあるに連れ、その方面の専門家を語る人が出てくるけど、その肩書のイメージにあった言及をなさる場合はさほど多くない。むしろ逆だったりする。こんな時に「震災以降特に」という言い回しを使うことも多いけど、それは同時にスマホやソーシャルメディアの普及浸透で、語り手側の発言ハードルが下がって、それこそ居酒屋で酔っぱらいがくだまいているぐらいの感覚で、不特定多数に言葉を放つことができるようになったところが大きいと思う。

掲示板とかブログとかウェブサイトもインターネットを用いた意思発信・疎通ツールではあるけど、意思表現のハードルという点ではツイッターの低さが一番な気がする。だからこそ、皆が地を表してしまうのだろう。仮面の内側を披露してしまうのだろう。

ツイッターでの書き込みが「つぶやき」と翻訳されるように、ツイッターは利用者の意思表現のハードルを大きく下げるツールなので、その人の本質、内情が出やすい。それこそSF的に、頭に電極を刺して思ったことがそのまま表示できるぐらいな感覚。つまり「ツイッターの普及で評価を下げた」は厳密には「実情が見えて正当な評価をされるようになった」かなぁと思ったりする。漫画の表現でよくある、想っている事と口にした事が逆になるってのが、日々行われているような感じ。

昨今の朝日新聞・毎日新聞や各通信社による「そば事案」(森友・加計)もまた、実のところはこれまでにも似たようなレベルの虚報が、常日頃からなされていたのが可視化されるようになっただけなのかもしれない。ツイッターに限らずネットの情報露出は、その情報の蓄積と再精査が容易になったことで、これまでの報道の手法「信憑性は二の次で、勢いと反復性で自らの意図を押し通す」の手の内が露呈しやすくなったからね。

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このページは、不破雷蔵が2017年6月25日 07:59に書いた記事です。

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