企業はひとの行動性向をよりあからさまにしたもの。儲けさせないと上手く動かない

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人は自分の利益になるものなら積極的に活動するけど、罰や恫喝では逆に萎縮したり何か抜け道を探ろうとしたりする。ゲームのシステムが良い例で、裏技(≒バグ技)の類は大抵何かプレイヤーにとって負担のかかるものを逃れようとするものだし、皆が必死になってプレイするのはご褒美画面が見られるとか他人に自慢できるとか今後のプレイが楽になるからとか、何らかの利益があるから。

企業の行動様式も同じようなもので、直接的な金銭面でも間接的にお金になるものでも、利益になるものを追い求めるのが第一義となる。企業は収益こそが自らの命を継続させる原動力となるからね。で、環境の変化に応じて、自分達の姿かたちも変えていく。先日のコンビニレジの自動化やマックのレジ対応の機械化が良い例で、変わりゆく環境に応じての、より効率的に利益を得るための変化でしかない。

企業は儲けさせないとダメ。これって実は「人には衣食住を与えて娯楽(に結び付く対価)も提供しないとダメ」ってのと同じぐらい重要な事。それを束縛させると、そうしなくても済むように逃げ道を作ってしまう。だからこそ、儲けは出ないけど社会秩序の維持には欠かせないものは、国や自治体などが肩代わりして、そのコストを税金という形で皆が負担するってのは先に言及した記憶もある。やり方次第では利益も出るけど、その方法でやると社会の安定には寄与しなくなってしまうってのも、公共で行うべきものの一つではある。水道事業とか電力系のインフラとかね。


ただしアメばかりでは偏ってしまうのっても事実ではある。利益ばかりを追求すると他の要因が歪んでしまうから。上記のインフラ事業が良い例で、民間に任せると利益第一となるから、利益以外の存在意義がおざなりにされてしまう。国鉄の民営化とか郵政民営化が最適例かな、とか。

その辺りは結局のところ、ケースバイケースで個々の事例においてより良い方法論を模索していくしかない。ただその際に、相手の首を絞める、鞭で叩くことが唯一の打開策であるとは考えないってこと。

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このページは、不破雷蔵が2017年6月25日 07:40に書いた記事です。

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