フジテレビの制作の精査能力は低下しているのだろうか

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6日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜・前9時50分)で赤城乳業(埼玉県深谷市)が発売する人気の氷菓「ガリガリ君」で実在していない味を番組内で紹介していたことが分かった。フジテレビは7日放送の同番組内で謝罪した。

ガリガリ君に絡んだ紹介番組の中で、存在しない種類「火星ヤシ」なるガリガリ君を大写しにして紹介したという話。当方はこの番組を観ていないのでリアルタイムでは確認できなかったのだけど、ガリガリ君周りを追いかけていれば「これはネタだろう」ってのはすぐに分かるはずなんだけど......っていうか「火星ヤシ」ってそもそも実在しないだろ、的な。

キャラのビジュアルを見るに、恐らく先日まで放映していた例の宇宙ヤクザ的なガンダム最新作を基にしたのだろうな、という感はある。

7日の放送ではニュースコーナーの最後、同局の渡辺和洋アナウンサーが「ここでお詫びと訂正があります。昨日の企画コーナー『これ知らないNO!』でガリガリ君を特集したVTRの中で、『ガリガリ君火星ヤシ味』というアイスの画像を紹介いたしましたが、これは実在しないアイスの画像でした。こちらの確認不足でした。お詫びして訂正いたします」と謝罪し、一礼しました。

「その元ネタ、俺が描いた」ってのも捕捉できたけど、あえてこちらで。色々と実情が説明されているけど、確認不足だったとか、伝達ミス、チェック体制の強化をするだとか、ちょっと言い訳にしても首をかしげるような言い回し。検索をすれば数分でネタ絵であることは掌握できはず。

そういや先日もフジテレビでは宮崎駿監督の引退まわりでネタ話の名言集を事実として伝え、後でツッコミ入りまくりで謝罪をしたばかり。本質的なレベルでの精査能力、調査技術がどん底にまで落ちているのではないかな、という気がする。

内部スタッフの質やリソースがひどい事になっていて、それでも番組を制作し続けられているのは、これまでのテンプレートを流用しているから。まるでブラックボックス化した過去の遺跡を原理も分からずに動かしているような。だから当然、ちょっとした応用とか、自分自身の判断が求められるところでは、エラーが生じやすくなる。

視聴率が落ちているってのも、この辺りの本質的な質の低下によるところが少なからずあるのだろうな......という気がする。

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このページは、不破雷蔵が2017年6月 8日 06:53に書いた記事です。

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