エアレースでの零戦と、平和と報道と

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先日行われた某社主催のエアレースで、復元された零戦が空を舞ったことに関して、熊本の復興が云々、平和が云々とおっしゃられる朝日グループの写真週刊誌AERAの記者が逆切れをなされていた件で。朝起きてこの話を目に留め、色々と見回ったけど、予定調和なところもあり、報道の中の人達の品質の実情にまた1ページ歴史が刻まれたのかなという感もある。

これは何度となく繰り返しているけど、属性を明らかにする、肩書・所属を公知した上での発言(ソーシャルメディアでの書き込みも同様)は、その属性全体に影響が及ぶことを忘れてはならない。個人の感想です云々ってのも通用しない。情報を取り扱う報道関連は特にそう。


自らツイートをしたり、他の方のお話に大よそ同意な部分をまとめてみたけど、やはり最近はリトマス試験紙的な物事が多いよなあ、という実感はある。意思表示のハードルが思いっきり低いソーシャルメディア、中でもツイッターの普及や、情報のサルベージと集約が容易なインターネット上の情報の特性が、大いに貢献している。

思うことと第三者に向けて発信することとは別物なのだよね。表現の自由はあるけど、それは同時に他の人からツッコミを受けるかもしれない事をも意味する。一方的に情報発信をして、ツッコミを受けずに済むような、昔ながらのメディアの姿勢は、もう通用しない時代なのだけどね......。

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このページは、不破雷蔵が2017年6月 7日 08:03に書いた記事です。

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