傍若無人な「撮り鉄」の数に関する推論

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先日の【「撮り鉄」の傍若無人は最近になって頻発するようになったのか】の補足的な話。個人的に鉄道写真ファンの増加はスマホの普及やSNSの浸透が大きな要因なのかなあ、という感はあった。ただそれだと、SNSはともかくスマホで鉄道写真をもりもり撮っている界隈と、傍若無人な「撮り鉄」とは層がかぶっていないような気がする......ということで、多分にもやもやとした考えのまま、頭の中でぐるぐると。

で、そのぐるぐるをきれいに仕切り分けしてくれたのがこの考え。ああ、そうか。スマホじゃなくてデジカメか。確かにカメラの趣味そのものがフィルムからデジカメで革新的なコスト革命が生じたことに違いはない。デジカメそのものの普及率が裏付けになる。


具体的にどれほどまでの人数増加が生じているのかは把握は不可能。免許制とかあるわけじゃないし、専門誌の発行部数動向もあてにならない。紙媒体そのものが縮退状況にあるわけだから。ただ、デジカメの普及状況を考えれば、撮り鉄だけでなく、各方面の写真趣味界隈の人数が増加し、活動頻度も上がっているのは間違いない。

と、なれば、SNSの普及に伴う露出機会の増加に加え、鉄道写真ファンそのものの人数の増加による、確率論的に発生しうる悪質な「撮り鉄」の絶対数の増加もまた、昨今の問題事案の頻発化の要因であると考えても良さそうだ。

まぁ、この辺りは実測値を取得すること自体が不可能なので、推定以上の精度による検証は不可能なのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2017年5月16日 07:25に書いた記事です。

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