大型立体駐車場に宅配便ロッカーを設置するという発想

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東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:野村 均/以下、東京建物)の子会社である日本パーキング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡本 政彦/以下、日本パーキング)は、ヤマト運輸の関連会社 Packcity Japan 株式会社(本社:東京都千代田区)が運営する宅配便ロッカーを、NPC24H浦和駅前パーキング(自走式立体駐車場225 台、さいたま市浦和区高砂1-10 所在)ほか計3 ヵ所(NPC24H 大宮駅東口(京浜東北線):240台、NPC24H 南大沢駅前(京王相模原線):364 台、NPC24H 若葉駅西口(東武東上線):401台)の時間貸し大型立体駐車場に設置いたしましたのでお知らせします。


この宅配便ロッカーはオープン型で、複数の宅配事業者で利用できることが特徴です。ヤマト運輸の場合、ご利用には「クロネコメンバーズ」への登録が必要です。駐車場内に設置されている宅配便ロッカーを受け取り場所に指定していただくことで、お客様は好きな時間に宅配荷物の受け取りが可能になります。駐車場利用者はもちろん、それ以外の受取希望者もご利用いただけ、今後、他の宅配事業者の配送荷物を受け取ることも予定しています。


ネット通販の利用拡大に伴い、ラストワンマイル的な問題が拡大しつつある。ネットのようにつなげてしまえばオシマイってわけじゃなく、手紙のようにポストに投函してしまえばよい荷物ばかりじゃないので、どのようにして確実に受け取るか、不在・再配達を減らすかが問題視されている。

で、宅配便ロッカーを用意してそこに荷物を置いてもらう、つまりポストの大型化みたいな発想が出来上がり、急速に普及浸透のスピードを上げつつある。元々数年前から集合住宅ベースでちらほら展開し始めてはいたのだけどね。仕組み的には駅のコインロッカーみたいなものだから、駅に設置されはじめているのはもちろん、人が集まる場所、足を運ぶ機会が多い場所への展開は当然といえば当然。

今回展開されたのは立体駐車場。これはとても頭が良い、というかコロンブスの卵。宅配便の荷物となると、それなりの大きさになる場合が多々あるので、手持ちや自転車では自宅までの持ち運びが辛いことも考えられる。でも自動車なら問題ナッシング。通勤や買い物で車を利用した際についでに受け取り、いや逆に荷物を受け取りした時についでに買い物という考え方もある。

駅とかコンビニとか今回の駐車場以外にも、多数の人が足しげく通う場所って結構あると思う。そこに宅配便ロッカーを置くことで、集客アイテムになると考えれば、設置を望むところも増えてくるのではないかな。例えば図書館とかお役所とかデパートとかも良いかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2017年5月 3日 07:07に書いた記事です。

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