現在実用化されている「自動運転」機能は完全自動運転じゃないし、責任はドライバーにある

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同省によると、事故は昨年11月、千葉県八千代市で、日産製の試乗車を運転中に起きた。試乗車がプロパイロットを使用して走行中、ドライバーが前方に停止している車を認識していたにもかかわらず、「自動車販売店員の誤った認識に基づく指示」により、ブレーキをかけなかった。その結果、走行環境の影響から衝突被害軽減ブレーキが作動せず、停止車に追突。停止車に乗っていた2人が負傷したという。

別途記述する高齢者周りの運転に絡んだ資料をチェックしている時に目に留まった、警察庁の自動運転周りの注意喚起。突然何を改まった形でリリースを出すのだろうと調べ直してみると、関連する事故が発覚したからなのね。

事故に関わる報道の限りでは、売り手も試運転をしたお客側も、現状の自動運転が完全な自動運転かそれに極めて近いもので、原則として自分は何もしなくても運転してくれるレベルのものと勘違い、認識している感はある。売り手側はある程度実態も理解しているかもしれないけど、「運転支援」と説明するよりは「自動運転」とした方が聞こえはいいだろうからなあ......と考えると色々ともやっとする。

警察庁の資料や報道記事にある通り、現行の「自動運転」とされているものは原則的に運転支援システム以上のものでは無い。運転の手助けをしてくれるもので、負担を軽減したり、リスクを小さくしてくれるもの。安全装置が何重にも用意された、というイメージの方が正しいのかもしれない。

世間一般がイメージしている自動運転は、表組のレベル4「完全自動走行」を意味するのではないかな。高齢者の運転問題を軽減するためには、せめてレベル3ぐらいまでは実用化する必要があるのだろうけど......。

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このページは、不破雷蔵が2017年4月15日 07:22に書いた記事です。

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