法案など正式名のあるものに、都合の良い印象付けをさせるため、勝手に言葉そのものまで差し替える形での別名や略称を使うのは止めてほしい

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先日の【「共謀罪法案」と「テロ準備罪法案」と正しく伝える報道の責務と】で改めて思ったこと。「分かりやすいと正しいは別物」にも通じる話であり、一部界隈が積極的に用いる方法論でもあるのだけど。本来ある正式名に対し、発する側・所有側が用いている略名や通称名では無く、対象の印象を特定方向、意図する方向に錯誤させるための別称を創作し、それを使うってのは、報道やその方面の専門家としてはいかがなものかなと思う次第。「戦争法」なんてのも良い例だよね。

ただ、これって見方を変えると、そして手法としてはまだ積極的に行われたところを見た事がないのだけど、そのような形で意図が透けて見える名前の改ざんや別名の定義って、その手を加えた側の意図が露呈しているってことでもあるのだから、その点を指摘する事によって、そのサイドの思惑を指摘することが可能となるのだよね。

そしてその思惑を形作る論拠そのものに齟齬が生じていることを確認できれば、その別称を使っている人たがどのような意図でイメージ付け、プロパガンダをしているかまで明らかにすることができる。手品のタネを手品師が演じている横で説明するようなもの。

それで何か得をするのか、投入したリソースに対するリターンがあるか否かはまた別の問題だけど、方法論の一つとして覚えておくと面白いかもしれない。情報の発信能力がそれなりに無いと意味のないものになるけれどもね。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年4月 2日 08:00に書いた記事です。

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