ツイッターに有料サービスが登場するかも、との話

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米Twitterが、有料プランの導入を検討していると報じられています。同社が2011年に買収したTwitterクライアント「TweetDeck」の高機能版を提供する可能性があるとのこと。


「BBC News」によると、「TweetDeck(Twitterアカウントと連携し、ツイートを複数の列に分けて表示できる)」の有料版では、リアルタイムに情報を追いやすくなっているほか、高度なアナリティクス機能、カスタマイズ可能なダッシュボードなどが搭載されるとのこと。これらの情報については、すでにTwitterが一部ユーザーにメールで説明しているといいます。


ツイッターの収益構造改善のために、より売り上げを計上する仕組みを作らねばということで、試行錯誤が繰り返させている。以前ツイートの上限が1万文字まで増えるのではとの噂...というか試験運用的な話が出てきた時に「有料会員のみが使える機能になるのでは」的な話もあったけど、今回の話はそれの発展版的な考え方。

要は以前に買収したクライアント「TweetDeck」を高機能化し、それを有料で提供するというもの。どうも間接的なお話なのでいまいち詳細がつかめないのだけど、クライアントソフトの高機能版を有料販売するのか、あるいは有料版のソフトを使っている人だけがより高機能な深部へのアクセスを可能とするのか。恐らくは後者になるのかなあ、という気がするのだけど。要はグーグルアナリティクスの有料版、的な。

発想としては悪くないのだけど、これだけでツイッター社の収益構造が改善するとは思い難い。お布施したいという話もあるようだけど、だったら同社の株主になればよいまでの話。今なら1株15ドル前後で買えるのだし。

むしろ何かもっと便宜性の高い機能を実装して、それの利用の際に対価を支払えるような仕組みの方が、継続的な売上につながるのだろう。例えば少額決済の仕組みの導入とかね。これと気軽投稿のツイッターの本質とが連動すると、凄まじい破壊力を生み出すと思うのだけどな。

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このページは、不破雷蔵が2017年3月25日 06:50に書いた記事です。

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