ヤマト運輸の値上げと再配達の有料化の可能性と

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宅配便最大手のヤマト運輸が9月末までに宅配便の基本運賃を引き上げる方針を固めた。ヤマト運輸の長尾裕社長が日本経済新聞の取材で明らかにした。全面値上げは消費増税時を除くと27年ぶりで、アマゾンジャパン(東京・目黒)など大口顧客と交渉に入った。

先日もちらりと話が出ていた、クロネコヤマトの宅急便の問題。アマゾンをはじめとしたネット通販の急速な普及浸透で、インフラとしてのキャパシティがアップアップしているので、増強などをして対応するのには、コストをかける必要があるから、それをどうにかするために値上げが必要だよということ。今後さらに宅配便にかかる負担は大きくなるのは容易に想像できるので、これは理解納得できる。

例えば結果として、アマゾンの「2000円以上なら配送料無料」が3000円以上になったとしても、それはそれで仕方が無いと考えている。あるいは書籍などでも無料のはナシとなり、プライム会員のみ適用される、とかね。......ああ、これ多分この施策になるような感じがする。

で、今件の報道でもう一つ気になったのは、「再配達手続きの料金体系」。現在はどんな場合でも無料だけど、再配達の時点で人件費が余計にかかっているのだから、受け取り側の事情はともあれコストアップはどうにかしたいってのも理解できる。で、こちらも想像としては、アマゾンのプライム会員云々同様に、先日再配達の時間変更などを示した「登録会員」ならば再配達無料にするってのが妥当な線ではないかな。

登録会員になっても再配達の適正時間指定が間に合わず、不在となってしまうこともある。でも登録しておけば少なくとも再配達を食らうのを避ける手立ては取れる。そうしてもらうために、少なくとも登録してくださいよ、再配達時の料金も無料になるからという感じ。

まぁ、実際に決定がなされれば公式な発表はされるだろうけど、それはもう少し先の話。お中元の時期までには決まるだろうと踏んではいるけれど。

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このページは、不破雷蔵が2017年3月 7日 06:57に書いた記事です。

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