新聞の「社説」はその社の顔示す

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朝日新聞社論説委員室の弁明。


「天声人語は多種多様なテーマを取り扱っており、取り上げる事実と、その情報の出所や経路は多岐にわたります。執筆の詳細な経緯については通常お答えしておりません」

結局、トランプ氏の発言をファクトチェックしたのかについては答えずじまい。


トランプ氏の不動産周りの今件エピソードはよく流れてきていた逸話の一つではあるのだけど、結局のところはその真偽性に関しては獅子舞の首レベルで首を傾げてしまうようなお話でしたとさ、という実情と、それを載せた朝日新聞の社説、それに対するツッコミに対して「いろんなところからいろんな話をのせるから、詳しいことははなせないよー」というお返事。なんという責任能力。

「前のめり」ってのは恥ずかしながら聞いたことがないのだけど、雑誌社も似たようなことを結構しているよねと思いながら。新聞社がフェイクニュースだファクトチェックだと主張するのなら、まずは「社説」にメスを入れねばならないのだろうね。放言しまくりでこの対応となれば。

以前も言及したけど、新聞社の社説はその社の顔だと考えている。名前からして「社」の「論説」であるわけだし、無記名記事ということは、全責任を社全体が負うことを明言しており、かつ、一定の編集チェックのプロセスを経て、有料の新聞に掲載されているわけだから。その内容について「担当論説員の語りだから責任は取らない。どんな内容であってもノータッチ」というのは、報道機関としてだけでなく、出版社レベルで自覚、さらには資格がない。いくらデマやガセを流してもいいよね、責任は取らないよと自称しているようなもの。あるいは社全体として、社説は評価されている内容、部門なのだろうか。

記事タイトルにもある通り、社説はその新聞社の内情と品質を示す鏡となる。社説の記事としてのレベルが、そのままその新聞全体、さらには新聞社が携わる各出版物のレベルと見て構わない、リトマス試験紙であるという考え方は、あながち間違いではないと思う。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年3月 4日 07:56に書いた記事です。

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