昔の70代と今の70代は別物ではあるのだけど

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労働力不足......っていっても完全失業率がそれなりにある以上、むしろその就労予備軍を先にすくい上げる方が良い気はするのだけど......シニアの雇用増が色々と模索されている。これは多分にシニア層の就労意欲(単純な時間つぶし、社会貢献意欲、金銭的な問題、居心地の良し悪しなど思惑は多種多様)という需要に応える意味合いがあるのだろうけど、思惑があるからといってそれを素直に信じてしまうと、色々と困ったことになるだろうなあ、というのは指摘の通り。

「働きたい」と「働ける」は別物なのだよね。特に自らの認識と心身の実態に大きなギャップが生じてくる高齢者では。自動車の運転が良い例だよね。

医療衛生方面の進歩発展などで、確かに昔と比べれば今の高齢層は、同じ年齢ならばはるかにシャキシャキしているし、心身共に能力は高いレベルのものが期待できる。しかし個人差が生じていることに変わりは無い。意欲はあっても体がついていかない、ギャップが生じている可能性は昔も今も変わらない。


本家サイトの記事【完全失業者の「仕事につけない理由」とは?】でも言及したけど、厚労省では年齢制限を設けた求人や採用は原則禁止している。年齢で一律精査するのが一番容易ではあるのだけど、それはやっちゃイケないってこと。

なので、具体的な身体能力などのチェックが必要になる。健康診断や体力測定などの結果で判断すればよいのだろうけど、求職側にそれを義務付けないと、結局企業側の負担となってしまう。色々と面倒な話ではあるけど、どのような年齢の人でも同じように反応するという認識で雇うと、リスクが体現しやすくなるからね。


また最初にも書いたけど、就労可能性年数などを合わせ考えると、若年層で雇用できる可能性があるのなら、そちらを雇った方が当人のためにも、企業のためにも、そして地域のためにもプラスとなるんだよね。高齢者の容易な雇用は見方を変えると、若年層の席を奪う事でもあり、収穫と種もみの先食いな気もするのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2017年2月21日 07:32に書いた記事です。

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