無料提供と商売相手のお金の有る無しと

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例のアプリの件そのものはさておくとして。ケースバイケースでこれが黄金律であり絶対原則であるとは限らないのだけど。この考え方もあり、当てはまる事例も多々あるということで。

相応の対価を支払ったお客様ってのは、そのお金の価値を認識しているからこそ、多分に作法を守ることがある。下手に自己主張を強調して場を荒らすと、自分の益が減る可能性を十分に理解しているから。自分の欲望に安全弁がかかっている。他方、対価を支払っていない、あるいは廉価の利用客の場合は、そのセーフティが解除されていることが多い。仮にお釈迦になったとしても、失うものが無い、あるいは少ないから。まぁ、時間はロスしてしまうけど。

思い返してみればこの類の話は多々見受けられる。そういうパターンが多いとの考えを頭に入れておくと、世の中の理解がもう少ししやすくなるかもしれない。


無料やら極めて廉価の場合には、提供を受ける側のモラルが下がるってのは、じわりと納得する言葉。見方を変えると、昨今の医療費問題とか薬剤費用の問題にも通じるところがあるのだろう。デフレ感も似た雰囲気。「タダだから」ってのはとてもうれしいけど、同時にとても怖い言葉ではある。

「フリーミアム」なんていうカッコイイ言い回しとか、時間をロスしているのだから無料にすべきだって胸を張って主張しても良いとの話が声高に語られているけど、その無料の環境を創るために投入されたリソースの事は存外考えられていないのだよね。

まぁ、作り手側のコストをあまり考慮しない、無視していると、作り手側もモチベどころかその場そのものを離れてしまうってのは、どこの界隈でもよくある話には違いなく。「安けりゃ良い」ってのは結局のところ「自分が良ければ良い」でもあるのだからね。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年12月17日 07:44に書いた記事です。

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