料理は筋トレと同じという発想になるほど感

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「苦しさが揮発する」という言い回しはステキナイスだなと思わず辞書登録までしてしまいそうになったというのはさておき。これはとてもよくわかるお話。普段コンビニやスーパーのお弁当とかインスタントがメインな食生活をしている人が、ちょいと料理を手掛けてみようかというとこで、シンプルながらもそれなりの調理機器や調味料を整え(とはいってもフライパンやら包丁やらまな板やら皮むき器、フライパン返し程度だけど)、レシピサイトや調理の本などを片手に、簡単な料理にチャレンジするも、分からないことだらけで出来上がるのは消し炭だのスライム的な宇宙人みたいなのだの、形はそれなりだけど味は今二つだったりするのだの。

でもそれを毎日のように続けていると、いつしか経験値が貯まりレベルアップが果たされるようになる。そのレベルアップのファンファーレすら気が付かないけど、ある日突然「あれ、失敗しなかった」「おや、ちゃんと食える」的なものが出来上がってくる。その変化に自身が気が付くと、途端に楽しくなってくる。次は何を創ってみようかと、レシピサイトのページをめくるのがわくわく感で満ち溢れてしまう。スーパーやコンビニの調理品コーナーを見ても「これがおいしそうだ」ではなく「これは作れないかな」と想起のベクトルに変化が生じてくる。

これ、まさに筋トレと同じ。少しずつ変わる自分に、ある日突然気が付くのだよね。ここまでやっても息があがらない、むしろあと10回ぐらいはできるんじゃないかなという余裕が出てくる。成果が見える、体感すると、途端に楽しくなってくるのは、まさにゲームと同じ。レベルが上がって強い武器を使えるようになると、より遠くに行けるって感じ。


料理に限れば具体的にその成果が体現化されて目の前に現れるってのが強い。冷蔵庫に収められたタッパーが一つ増え、また一つ増える。日々の食生活にちょっとしたうるおいが得られ、自己満足を堪能しながら食事ができる。単なる美味しマズしだけでなく、「次はもう少し塩を少なくしてみようか」「これを加えたらもっとおいしくなるかも」と色々と思考をめぐらせながら食をたしなむことができる。

おみそ汁の件は、こりゃ確かに簡単(味噌の量が少々多いように見えるけど)。まぁ最近は一食分の味噌汁用の味噌パッケージもあるので、それでもかまわない。あまりにも味気ないと思ったら、刻みネギとか水で戻した乾燥わかめを加えても良い。

食事の平凡さ、ありきたり感を覚えたり......だけでなく、例えば世の中のあれこれに行き詰まりを感じたら、料理をやってみよう。そんな小難しいものでなくても良い。ぶっちゃけ、レトルト品をベースとして自分なりのオリジナリティを加味したって問題は無い。誰も文句はいわない。食べるのは自分自身なのだから。

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このページは、不破雷蔵が2016年12月12日 07:24に書いた記事です。

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