「電車やバス内でのベビーカーの利用に反対2割」の実態

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先日速報的な形で「電車でベビーカーを利用するのに反対するのが2割もいる」的な形で世間を騒がせたお話。伝えられ方が随分とぼやかしていたので、公開資料を待っていたのだけど、昨日ようやく公式ページに各資料が提供された。やはり「複数の調査」のうちの一つは、昨年公表された内閣府の世論調査のだった。

で、該当する「電車で2割が反対」ってのも、大よそ予想通りの内情で、表現としては間違ってはいないのだけど、あまり適切ではないよねというのが正直なところ。


まず設問としては「あなたは、電車やバスなどの車内やエレベーターで、原則としてベビーカーを折りたたまずに使用できることについて、どのように思いますか」とあり、原則論を語っている。通勤電車を多用する人は混んでいる電車での利用をイメージするかもしれない。この辺りは正直設問上のミスかな、複数のパターンを考えるべきかなという気はする。通勤ラッシュ時に無理やりベビーカーを使おうとしたら反発する人は多いだろうけど、普通の利用時に反対する人はどれほどいることか。

で、反対派2割云々とあるけど、その中身はというと、強度の反対派はほんの数%、どちらかというと反対というのが多数。賛成派では強度とどちらかというとが半々程度なので、反対派が2割というよりは、賛成派が8割とした方が、状況を説明するのには適切かもしれない。

詳細を確認できるのは内閣府の調査だけなので、それを見ると、属性別の回答傾向に差異はほとんど無し。あえていえば乳幼児~小学生の子供が居る人、現在ベビーカーを使用中の人の賛意がやや高めという程度。歳を取ると賛成派が減るけど、これは反対派が増えるからではなく、分からないとの意見が増えるので「年寄りはベビーカーに強い反発を持つ」って意味ではない。

まぁ、覚え書きの一つとして。今後も色々と話題に登ることは間違いないだろうからね。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年12月16日 06:32に書いた記事です。

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