稼げる方法は他人には教えないものである

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これは冷静になって考えてみれば当たり前の話ではあるのだけど、該当事案に遭遇すると、自分は違う、このケースは特例だと思い込んでしまったり、あるいは今件原則を都合よく忘れてしまっていたりする。なのでがっつりと心に刻んでおきたい。

稼げる方法。色々な解釈があるけれど、費用対効果が良く、(比較論として)楽にお金が手に入る方法。それを他人に教えることは、通常はありえない。特許を無対価で提供するようなものだから。

紹介されている、あるいは情報商材の類で購入できるタイプの「お金儲け」の方法は、すでに時代遅れとなってやせ細った市場となっているか、期限切れが間近い旧態依然の方法となりつつあるものか、いつ状況が激変してルールが変わってもおかしくないか、そんな感じのが大よそ。その方法自身で稼ぐより、方法を有料情報として販売した方が稼ぎが良いと判断したからこそ、その情報は売りに出されている。

「善意で売りに出しただけで儲けなど考えていない」というのも大抵は大義名分。その善意があるのなら、該当方法で儲けを得て、直接現金を提供すればよい。そもそもお金ってのは、そのための手段なのだから。


方法論が販売され公開され、儲けられることが確認できると、当然それを手掛けようとする人は増える。市場もそれに合わせて膨らめばよいけれど、そんな都合の良い事は無い。

ゴールドラッシュが良い例で、一定の器材を調達して金鉱を掘ればそれなりに儲けられる状態で、その場所と器材の調達方法を情報として提供すれば、多くの人が金鉱に足を運んで器材を調達し、金を掘ろうとする。でも金鉱に存在する金の量は一定しかなく、一定体積から抽出できる量も限られるので、一人当たりの採掘量は人の増加と共にだんだんと減ってくる。一番確実に儲けられるのは、情報と器材を売った人になる次第。

FXの場合は市場規模云々ってのはあまり関係は無いだろうけど(個人で相場を動かせるような大枚を有せる状況はまずありえない)、実際に運用している人でどれだけの人が儲けているのか、破たんしているのか、その辺りの具体的数字は出てこないよね。宝くじと同じで、成功者バイアスがばりばりかかりまくっている。

まぁ、世の中そんなにおいしい話は無いってことだね。

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このページは、不破雷蔵が2016年11月 1日 07:44に書いた記事です。

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