大学で教鞭をとる教職員への対応

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企業を渡り歩いて相応の経歴を持つ教授の暴言に関わるお話。報道では「処分」となっているけど実際に大学が発表したのはその言い回しではないので、注意をする必要があるとして。

企業内における従業員のやらかしでの処分とは幾分対応を変える必要があるのは、就業者と教職員は微妙に立場が違う(雇われているのには違いないけど、招致された場合も多分にあるだろうし)あたりもあるかなあ、と。まぁ会社にしても大学にしても、その組織の規則として「やらかしやったら罰するよ」という名言がされているのならともかく、この類の話では、その行動自身にではなく、行動の結果によって暴露された対象者の人格や資質、人格、能力などの点において、関係を持ち続ける対象として疑問が生じたとし、その上で再精査をして「やっぱダメだわ、あなたの本質では」となったら、しかるべき「対応」をすればよい。

結果としての対応、決定事項が同じでも、その過程が異なれば、それ自身の事案はもちろん、今後においても大いに影響は違ってくる。


この指摘の方が分かりやすいかな。他人を不愉快にしたから処分では、本質が何も語られていない、認識されていないことになる。これは先の豊洲における新報道2001の報道における「誤解を与えるような内容云々」というてへぺろ事案とまったく同じ。要は今件で本質が明らかになり、教鞭をとるようなレベルの資質を持ち合わせていないことが暴露されたので、しかるべき対応をとるね、ということ。

......というかソーシャルメディアでもブログでも掲示板でも、つまりインターネット上におけるいかなる意思表示においても、公知した情報に違いは無いのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2016年10月13日 07:28に書いた記事です。

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