アマゾンの出展社は名前だけで信用してはならない件

| コメント(0)


これは具体名を挙げると色々とややこしいことになるので、やや抽象的な話として。以前から趣味の某アイテムに関して、公式な商品としては「開けてみるまで中身は分かりません」のスタイルでのみ発売しているのに、なぜかアマゾンでは中身が分かった形で販売しているものがあった。第三者的なお店なら一度開封してのもので良くあるパターンなのだけど、出展社は公式の名前と同じ。特別な部門があってそこ経由での販売なのか、アマゾンだからスペシャルセールってことでやっているのか。それにしては定価よりは随分と高いし。海外ではパーツを原価プラスαで提供するサービスもあるとのことだけど。

先日、まだ本商品は発売前なのにも関わらず、さっそくそのパターン(中身が分からないタイプなのに、なぜか中身を特定した上でのばら売り)があったので、これはさすがに変だろうと思い、その公式の名前をクリックし、どの部門がやっているのかとチェック。

......連絡先が携帯電話番号。そんなわけあるかーい。一応法令に基づき住所と代表者名はあるけれど、分かりにくいようにすべてアルファベット表記になっているし、本物の公式の企業住所とはまったく別のところ。

つまり、公式の本企業の名前と同じ、あるいは同等のモノと容易に錯誤されるような名前で、商品の売買をしていたわけだ。これは酷い。

当方が調べたのは1パターン(1業者)だけなんだけど、これ、恐らくは似たようなエンタメ系アイテムでは結構ある気がする。アマゾンの場合、アマゾン自身からの直売り以外に、出店店舗による販売もあるのだけど、その際には他企業、例えば楽天などよりは遥かに厳しい審査があったはず。最近ではそのチェックも甘いものになっているのかなあ......。まだ偽物をつかまされたとかいうわけではない(別の事案ではそのような話もちらほら見受けられるけど)のだけど、やはりこれは通報事案なのだろうか。ちょっと悩みどころではある。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年8月22日 07:58に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「本当に分からない人は何が分からないのかが分からない、さらには自分が分かっていないことすら分からない」です。

次の記事は「まんが4コマぱれっと 2016年10月号読了」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30