リアル「アカウント間違ってました」事案が高校野球周りの朝日新聞記者のツイートで発生

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全国高校野球選手権大会で13日にあった明徳義塾(高知)-境(鳥取)の試合中の判定を巡り、朝日新聞高松総局(高松市)のツイッター公式アカウントに、試合に勝った明徳義塾の馬淵史郎監督を中傷する文章が同社記者のスマートフォンから投稿されていたことが15日、分かった。

今件は朝日新聞高松総局の公式ツイッターアカウントにて、ウェブ日刊SPA!の8月13日付で掲載された「明徳義塾vs境、ランダウンプレーでの審判の"不可解な判定"【第98回甲子園・高校野球】」記事を、「馬淵、今度は審判買収か。」とコメントを加えてツイートしたものです。同一端末で公式アカウントと私的アカウントを並行して運用し、私的の方で投稿するつもりを公的の方で投稿したのでしょう。


「アカウント間違ってました」とボケるネタは良く使われますが、それをリアルに行ったわけです。

また投稿内容は公式アカウントでは当然許されざるものですが、私的アカウントでも許容されるものではありません。また、支局公式アカウントのアクセス権限を持つ事から、それなりの立ち位置にある記者であることが推測されます。速やかな当事者の特定と再発防止策の実施、及びその内容の公表を望みたい所です。


事案そのものはさほど複雑な話では無く。個人のツイッターアカウントと仕事上の公式アカウントを同じクライアント、端末で併用している記者が、自分のアカウントのつもりで公式アカウントにてツイートしてしまったまでの話。ちょっとしたボケ的な話をツイートして「アカウント間違ってました」「アカウント乗っ取られてました」ととぼけるネタはよくあるけれど、それをリアルにやらかした感。

問題なのは引用した記事がゴシップ系の日刊SPA!で内容がゴシップそのもの。そしてそれに加えて買収云々という誹謗中傷をコメントし、それを公式アカウントで成してしまったもの。さらにこれが高校野球に携わる朝日新聞の支局がやってしまった次第。


指摘の通り、平の記者が公式アカウントの運用を任されるとは考えにくく、相応の立ち位置にある人によるものだと考えると、それなりに大きな問題には違いない。さらに、今件内容は公式と個人のアカウントを勘違いして入力したとなるので、該当記者は個人アカウントではこの類の発言をそれなりにしていたことになる。それはそれで小さからぬ問題には違いない。

この辺り、一体どのような対処が取られるのかねえ......

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このページは、不破雷蔵が2016年8月16日 07:10に書いた記事です。

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