「国の借金」「国民一人当たり」をコンボで出した日経記者と、ソーシャルメディアでの肩書表記と

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先日【「国の借金」「国民一人当たり」がコンボで出たら頭が悪いか意図的にあおってる証拠】でまとめた、日本国債周りの報道姿勢に関して。ちょいと調べ直したら、最初のツイートをしたちょっと後に、某大手経済系新聞社のそれなりに高いポジションにある記者が、まさにそのままでドヤ顔的な形でマジックワードを用い、不安を煽って政治批判をしているのを見て。ああ、これはダメだと思って確認したら、四方八方からツッコミが入っていた。該当ツイートのレスポンスを見れば分かるけれど、ツッコミが本編的状態。

で、その記者も公認アカウントチェック入りでプロフィールにその肩書を明記している一方で、「個人の感想です」「個人の見解です」などとしたため、自分が好き勝手に語っていることだから、自分のポジションとは何の関係も無いと言い訳をしている。でもそれって通用しないよね。そのような但し書きをしても、原則はその組織の肩書を背負った上での公式発言となる。本当に個人の感想・見解を公知したいのなら、肩書を外し、紐付けが出来ない状態で発言をすることをお薦めする。自分の都合の良い時だけ肩書を用い、都合が悪いことは「関係ないから問題ない」ではムシが良すぎる。

とりわけ、報道界隈の方々には強く念を押し、この事実を知ってほしいと思う次第。なにしろ普段報道の人たちが政治家や企業関係者、芸能関係者に対して行っていることと同じなのだから。自分達だけは「関係ないね」では道理は通らないよね。

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このページは、不破雷蔵が2016年8月12日 07:21に書いた記事です。

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