アマゾンで「プライム使え」とのアプローチがますます過激になってきた件

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先日パソコンの環境整備のための周辺機器などをアマゾン経由で調達しようとした時の話。配送方法の選択の際に出てきたのがこの画面。急ぎではないので通常配送を選択しようとしたのだけど、その選択肢に思いっきり被る形で「アマゾンプライムを使いませう。お急ぎ便が無料になるのでありんす」的なメッセージとプレートバナーが。気持ちはわかるが良い気分にはなれない。JavaScriptの類はすべてオンにしてあるので、CSSなどが崩れてこんな感じになったわけでもない。

プライムの方が便利だからという言い分は分かる。アマゾンがプライム会員の増加に力を入れているのも知っている。しかしこのような切り口は、まるで以前の某マクドのような、注文の応対の一言一言に「ご一緒にポテトはいかがですか」と尋ねてきたり、某コンビニでレジでの応対の一挙動毎に「御一緒にコーヒーはいかがですか」と聞いてくるのと同じ。まるでゲーム帝国の残響音のようですらあるあるあるある(残響音含む)。

ウェブサービス系でよくある、新興宗教的な偽善心、自らの核心的利益のための押し付けがましいサービスへのアプローチ。自分達が便利だと思っているのだから、他の人もそうであるに違いないとする傲慢。それこそがビジネスにとって欠かせない魂だと主張する人もいるだろうけど、それは油断をしているとある日突然臨界点を超え、ぽきりと折れてしまうか弱さでもある。注意めされよ、少なくとも快感を持つ人は、この選択肢の表示では居ないぞ、というところ。


ちなみに周辺機器と共に頼んだのはこの本。海外のレゴの教本みたいなもので、それの乗り物編。ちょいと高めのペーパーブックスではあるのだけど、色々と足回りで参考になりそうだなあ、というところで、前々から欲しかったもの。LDDが稼働できない今は、この類のが楽しみなんだよねえ......。

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このページは、不破雷蔵が2016年8月 9日 07:04に書いた記事です。

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