東日本大震災の地震起因による日本の寿命縮退度合い

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先日発表された2015年分の簡易生命表を元に、複数の記事の更新を行うために去年のファイルを精査していたところ、そのファイル内に「これを精査するように」とのメモが。で、結局精査しても詳しい値の確認が出来なかったので、ここで覚え書き。

2015年分の値は後ほど記事更新をする予定だけれど、上にあるのは特定年における、前年からの平均寿命をプラスマイナスした死因別の動向。プラス値が大きいほど、その死因に関する医学が進んだりリスク体現化ケースが少なく、平均寿命を縮めずに済んだことになる。逆にマイナスならばその死因で亡くなった人が増え、寿命を削られたことに。

2011年といえば東日本大震災があった年。当然、不慮の事故、中でも地震による死者が多く確認されており、その分平均寿命も短くなっている。簡易生命表でこの値の具体的な数字による公開は震災後しばらくしてからなので、震災時の2011年分はこのグラフのみ。公開済みの値から導き出せる具体的な計算式があるのだろうけど、現時点では見つからない。

とはいえ、震災による影響を推し量るのには十分すぎるほどのグラフには違いない。似たような現象は阪神淡路大震災などでも生じている。数字化すると改めて、震災の影響力の大きさが分かるというものだ。

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このページは、不破雷蔵が2016年7月28日 06:24に書いた記事です。

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