ツイッターの140文字縛りは文章推敲の訓練になる、という話

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ツイッターが特に日本で愛用されているのは、長すぎず短すぎずの文章量の制限により、読むのに負担がかからない、お気軽モードで触れることができるところが大きい。まるでコンビニのおにぎりとか中華まんみたいな感じ。文字制限の中でどのように適切に表現していくかの訓練を日々しているようなものだから、自然と短文で内容をまとめ上げるスキルが磨かれることになる。

で、こんな話も出てくるのは当然の話。日々の蓄積が経験となり、技術が修練されるのはツイッターに限らず。今ではソーシャルメディアやチャットなどで口述のようなやり取りに慣れている人も多いだろうけど、パソコンでメールの場合は分量制限が無いので、やはり文章が長くなりがち。他方、携帯電話経由でメールが来ると、すぱっとした分量で送られてきて、逆に新鮮味を覚える。それと似たようなものかな。

実際当方も、140文字に収めるために色々と難儀することも多いけど、こりゃ訓練になるよなあ、ということは何度となく感じている。どこまでその成果が出ているのか、数字的な確認はできないけれど。


一方で人間万事塞翁が馬という諺にもある通り、思わぬ訓練が評価の対象となったように、その訓練の評価の話が思わぬ方向に展開してしまうこともある。「偶然だぞ」で誤魔化せばよい気もするけどね(笑)。ツイッターで短文の修練が積めた人など山ほどいるはずだし。

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このページは、不破雷蔵が2016年7月 2日 07:27に書いた記事です。

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