「ひとり焼肉」もVR化したら、という話

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家庭用ゲーム機向けの機材が続々発表、発売決定したことで、一気に加速した感のある、VR関連のネタ話。「ガルパン」で体験型劇場に注目が集まったのも要因にあるのだろうなあ。

で、ネット界隈のごちそうというと、まずイメージされるのが焼肉ってことなので、VRで焼肉を再現したら......という話。まぁ焼肉に限らず食事周りの話は押し並べてこんな話が出てくるだろうし、VRをネタにした「とあるおっさんのVRMMO活動記」でも料理周りの話では色々と面白いエピソードが出てくる。

現状ではビジュアル、立体感までだろうけど、近い将来には香りも再現しえるかもしれない。香りそのものをデータ化して疑似体験というよりは、香りを感覚として取得する人間の感覚をごまかして「香りがしているように錯覚させる」とか、「香りがしている際に脳が取得する情報を疑似的に入力する」とか。

ただ、いくらVR上で焼肉を食べても、それは食べたような感覚を得るだけで、実態となる肉体には反映されないから、栄養は得られない。満腹感は覚えるかもしれないけどね。......ってああ、これはダイエットに役立ちそうだ(笑)。

あるいは御飯だけはリアルに用意しておいて、VRで焼き肉を食べる。まるで落語の「始末の極意」に出てくる、うなぎの香りの話のようでもある。


他方、よくあるネタ話......というか実体験としての「ひとり焼肉」。これをVRと組み合わせたら、「みんなで楽しく焼肉」になるよね、というネタ話。以前「VRならば自宅でライブコンサートがVRで体験できる」って話はしたけれど、それの応用版。たた、煙とか油が蔓延する場所でVRの機器を使うのはリスクが高すぎるので、やはりネタでしかなく。

もっとも、VRの技術が普及進歩することで、これまでには発想すらできなかったスタイルのエンタメが登場したり、既存の生活習慣が大きく変わるような話も出てくるかもしれない。VR講演とか面白そうだよね。語られている対象の実物っぽいのを直に触ったり眺めたり(しているように思える)しながら、講演内容を確認していくとかさ。商品プロモーションとかプレゼンとかでも大活躍かも。

ただしデータを作るのは一層大変になる。この製作工程部分への簡略化が、一つの新しいビジネスになりうるのかな、という気もする。ゴールドラッシュで一番盛況だったのはジーンズ屋さんだった的な感じで。

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このページは、不破雷蔵が2016年6月16日 07:58に書いた記事です。

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