講演のスライド内容と配布の是非と講義中のメモと

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当方は大学在学中は逐次メモを取っていたし、卒業してからも足を運ぶ機会があった講演やら講談では常にメモを取っていた。その際に、講義主演側からスライドそのものや説明用の書類が配布されたことは結構あった。講演時に使われたのがパワーポイントで、その書類がそのままプリントアウトされていたり。

ただ、学問系のものとなると、プリントされたものが提供されるか否かってのはケースバイケースらしい。まあ、語られる内容によっては提供できないものもあるし、そもそもそこまでの義務はない。スライドが提供されたら、それは講演する側の善意のものとして、ありがたく頂戴したいところ。


当方はお医者さんではないので医療系の講演に参加したことはないのだけど、学問系ではあまりスライド内容を提供されることは無いらしい。要はその場でメモを取り、語りを覚え、記憶に刻めということ。昨今ではビデオを隠し撮りして動画サイトにアップすることで色々と問題になったってケースも結構見聞きするけれど、要は講演者にとってはその講演自身が一つのアピールポイントでありビジネスでもあるのだから、それを第三者がコピーして無料配布したり、販売するってのは言語道断って考えれば、理解はできる。

そして講演ですべてを習得仕切るのではなく、それを元にまとめ上げて復習をしてさらに知識を拡大するってのは、ごく普通の、しかも実はきわめて効率の良い学習方法に違いなく......のはずなんだけど。講演の際にはメモを取るってこと自体、実はあまり成されていない感があり、正直驚いている。そういや大学の授業においてスマホでバリバリ写真を撮るってのも以前に記事にした記憶があるな。

まぁ、語られてもいるけれど、講演者側には引用文献に関してはメモしやすいようにするとか、後でウェブやツイートなどで公知するとか、引用文献一覧だけプリントして提供するとか、そういう配慮があるとありがたい。引用文献がスライドの最後にずらりと出てくることがあるけど、大抵書籍の一覧ページと同じ形で書かれているので、読みにくいのが常だったりするからね(汗)。スマホがもっと普及していれば、最後にQRコードを大きく表示させて「これで読み込んで下さい」として、そのQRコード自身に一覧を載せたり、URLを載せてそこ経由でウェブに誘導して......ってのもあるのだろうけど。

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このページは、不破雷蔵が2016年6月16日 07:33に書いた記事です。

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