クックドゥを使うべきか否かが話題のようですが

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当方は着火点となったやりとりそのものを確認していないし、まとめられているいくつかのトゥギャッターやらを見ても数が膨大で全然まとまっていないじゃん的な感があるので、それらは全部無かったことにして。どうやら料理の途中過程までをまとめてレトルトなどのパッケージ化した食材として提供し、利用者は野菜や豆腐、肉などのベースとなる食材を加えてちょいと調理するだけで完成する、お気軽調理品について、手抜きだとかあまり好ましくないとの意見があったようだ。

この類のって定期的に話題に登るし、少し前に結構論議に登った「食卓のおかずやお弁当の惣菜に冷凍食品を使ってもいいのか否か」と同じ感は強い。当方としては不毛にしか思えないってのが実感で、美味しい料理をいただくためのプロセスの違いでしかないのだから、何を選ぼうともその人の自由であり、例えそれが自分に料理を作ってくれた人の調理方法であったとしても、文句をいう筋合いは無い気がする。

また食品メーカーの努力の結晶であることはいうまでも無いのだけど、一方でパッケージ化された商品の利用によって、安心感をも買えるって発想は無かった。いわゆるテンプレ化ってやつだな。


特に一人暮らしとか少人数世帯においては、この類の食材、調理向けパッケージ商品ってのは非常に重宝する。適量の使い切りってのがしやすいのだよね(大根一本とかキャベツ一個とか、少人数世帯では使い切りが難しい。そして半分とかだとコスパが悪いので食費が上昇する)。もちろん該当する料理を自前で完成させるハードルがムッチャ下がるってのもあるけれど。手間と時間と技術、そして食材を余らせるリスクの軽減をお金で買うようなものなんだよな。

また、世帯単位での食費率が上昇しているのもこれが一因。まぁ、むしろ出来あい品とか惣菜の調達による中食比率の増加の方が、要素としては大きいけどね。


クックドゥの場合はレシピと一緒に提供されるってのがビジネスモデルであるってのには、非常に納得させられる。そしてステップアップも不可能ではないけれど、それができる料理の技術を持っている人なら、最初からクックドゥの類は使わないだろうし、料理の提供先にクックドゥの味がインプリンティングされてしまうかもしれない。


あと、一人暮らしの場合は特にこのケース。上でも触れているけど、食品の場合は買い置きってのが難しい。

......と、中食の利用性向の増大も合わせ、この類の調理用食材の話もまた、流通事情の変化や食費の変化と密接な関わり合いがあるし、世帯構成人数の変容と合わせ、今世紀に入ってから、とりわけこの数年でダイナミックな変化をしているのではないかなと思うのだけど。どうだろう。

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このページは、不破雷蔵が2016年6月29日 08:00に書いた記事です。

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