ある日突然ツイッターが終了したら、ぼくらはどのようにあの人と連絡を取れるのだろうか

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自らが使っているサービスが突然終了したら、どういう事態に陥るか。リスク管理や保険的な状況想定の上では欠かせない発想法の一つではあるのだけど、ツイッターに関しては定期的にネタになる。実際、業績は思わしくない。また、似たようなウェブサービスの突然の終了ってのは、2ちゃんねる周りでも以前あったことだし、無料ブログサービスが次々に終了したのも記憶に新しい。想定したくはないけれど、ありえない話じゃない。まったく無塵に帰すわけじゃなくても、別物になってしまう可能性は否定できない。

で、先日からちらほらまたこのネタが出てきて、何かあったのかと思ったら、


時折「存在証明~」的なツイートをする人もいるし、ツイートが途絶えたことで何かトラブルがあったのではと予見される人もいるし、実際その通りだったりすることも少なくない。同じ時間にバスに乗ると、いつも同じ場所にいる人達。どのような人かその内情は知ることがないし、声を交わすことはないのだけど、自分の日常の中に組み込まれる存在となる。そんな感じ。あるいは登校時に挨拶してくれるお店の人とか、お弁当屋でいつも対応してくれるレジの人とか。


他方、仮に今使っているツールのサービスが終了したとしても、それを用いてつながっていた相手が物理的に消滅してしまうわけではないので、他の類似の場所で存在を見つけて、新たに情報のリンクを再構築するという手立てもある。いちから仕切り直しをする人は糸を手繰り寄せるのは難しいけれど、ハンドルやらアイコンやらである程度あたりをつけることはできるし、指摘の通りハブというかターミナル的な存在を見つけて、そこから芋づる式にたどることもできる(当方はFacebookでこの方法を使った)。

当方自身の場合は名前をブログでも使っているから、そこからたどれば連絡はできるけど、情報発信をツイッター以外ではあまりしていない人は色々と大変だろうなあとは思う。pixivとかにアカウントを持っている人は絵を描く人なら多分にいるだろうけど、そこでのやり取りはツイッターにおけるそれとは随分と別物になると思うんだな。

うーん、やはりツイッターは無くなってほしくない。

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このページは、不破雷蔵が2016年6月29日 07:08に書いた記事です。

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