週末にがっつりと夏めいた日本列島。熱中症も多数発生

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18日は広い範囲で気温があがり、埼玉県鳩山町と群馬県館林市では35度を超え、全国でことし初めての猛暑日となりました。気象庁は高温注意情報を発表して熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

ここ数年は「梅雨入り」「超暑い、夏みたい」「梅雨明け」「梅雨みたいな雨」「ようやく夏」という感じで、梅雨入り・梅雨明け宣言が天邪鬼的なものとなるパターンが増えているような気もするのだけど(これは先日も触れたかな)、今週末もそれに違わず、夏そのものって感じの暑さ。中途に湿度も高いものだから、不快指数は余計に上がるし、当然体調不良に陥る人も多くなる。

当方も週末恒例のボランティア的な除草を今回週はパスしたぐらい。夕方以降でも蒸し暑く、まだ体調も戻っていないため、倒れるリスクを考えたら......というところ。

「猛暑日」ってのは1日の最高気温が35度以上(超えた、では無い)日を指す。30度以上の真夏日よりも5度も高い。湿度は考慮されていないけど、十分以上に暑いことに違いは無い。

18日午後4時25分ごろ、静岡県掛川市内で「男性が畑で倒れている」と119番があった。掛川市消防本部の隊員がかけつけ、85歳男性が心肺停止状態になっているのを見つけ、死亡を確認した。熱中症の疑いがあるという。

熱中症を起因とする死亡事故も確認されている。週明けの消防庁による熱中症搬送者の統計値も、恐らく週末分は大きく跳ねる形となるだろう。今年は雨も多く降るとはあるけれど、毎日降るわけでは無いから、晴れの日はもりもり暑さが増す......ってよく考えてみたら、雨の次の日って湿度が高いので、余計にリスクは上がるのか。

熱中症の搬送者数も昨年以上になる可能性は十分にある。自分の体調とよく相談し、無茶はしないようにしたいものだ。

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このページは、不破雷蔵が2016年6月19日 06:53に書いた記事です。

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