プラレールに車内カメラを搭載、この発想は素晴らしい

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この商品は、プラレールの先頭車両に2つのカメラが入っていて、スマートフォンでその映像を見られるというもの。カメラは運転席部分と客席部分の2カ所にあり、スマホで簡単に切り替えられる。スマホのコントローラー画面には録画ボタンがあり、カメラの映像を録画可能。自分のプラレールの運転席や車窓の映像をSNSに投稿して見せ合うことができる。


そのほか、スマホから警笛を鳴らしたり、ライトをつけたり、走行速度を変えたりといったこともできる。


先日から始まった「東京おもちゃショー2016」で多種多様な新商品の発表が行われ、メールボックスにもそれらの商品のプレスリリースが山盛り状態。内容はといえばピンきりで今後どのようなセールスを示すのかが楽しみではあるのだけど、個人的に気になったのがこのプラレールの新作。

要はスマホ連動型プラレール。スマホをコントローラーのようにして多様な操作が可能になるのはありがちなんだけど、カメラをつけた特殊な車両をコントロールすることで、そのカメラからの映像を確認し、録画、そしてソーシャルメディアへの投稿までの機能がセットになっている。スマートフォンが相応の普及率を示し、プラレールを使う年齢層にもそれなりに浸透しているからこその機能実装ではあるのだけど、まさに未来に来た感じ。

模型用の小型カメラを安価で提供するってのは、以前付録付き雑誌でも展開していた。小型のカメラを鉄道模型に装備して車両目線の映像を見せるのは、これまでにも行われていたし、漫画でも見たことがある。けれどそれを商品ベースで提供し、さらにスマートフォンで操作、投稿機能まで用意するとは......。ますます情景作りが楽しくなるし、企業側でも情景用商品の販売促進や、商品自身の情報拡散が大いに期待できる。

その上、カメラを二つ、運転手目線とお客目線の双方で用意したってのは、センスがある。内部で可動式にして、運転席目線とお客目線の双方で使えるってようにしても良かったのだろうけど、機構が複雑になりすぎる。だったら最初から二つってのは理にかなっている。

それと、本来の遊び方じゃないだろうけど、このカメラ付の車両を利用し、プラレール以外の模型でも色々と改造して使う人が出てきそうな気がする。

価格は1万2000円(税別)。結構お高めだけど、これは結構ヒットしそうだな。


動画を追加。思った以上にイケてる。

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このページは、不破雷蔵が2016年6月11日 08:09に書いた記事です。

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