自分が楽にできることが長所であるとの考え方

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楽にできるってのは単純に誰もが容易にできることばかりではなく、周辺から見たら結構苦労はしている、ハードルが高いにも関わらず、自分には「なんでこんなことが難しいのだろう」的に思えてしまうようなこともある。絵を描くのが速かったり、料理が得意だったり、味の微妙な違いが事細かに分かり材料まで容易に言い当てられたり、話を筋道立てて創作するのに長けていたり、折り紙を速くきれいに折れたり、ペットを懐かせるのが得意だったり。

自分が楽に出来ても他人も楽に出来たら、それは単に「本当に楽な事」でしかないけれど、多くの他人が難儀したり不可能なことを、自分は楽に出来たら、それは間違いなく長所となるし、財産となるし、お金を稼ぐ手立てとなる。何しろ他人にとって、自分自身が出来ない事、できるけど物凄く時間がかかって苦労する事を、さくっと成し遂げてしまうのだから、対価を支払うのに十分に値すると評価してくれるわけだ。プラモデルを代わりに作ってくれるビジネスとかが分かりやすいかな。あるいは一流シェフの料理店とか。

自分が容易にできて他人ができないこと。これはすぐに見つけられることもあれば、普段からしているのにその価値になかなか気が付けないこともある。生まれ持ってのものもあれば、教育を受けたり訓練をして発現するものもある。後者の場合、その過程で努力や苦労は必要になるだろう。

ただし逆に、努力や苦労をすれば必ず長所が得られる、お金になるスキルを得られる訳では無い。価値はそれなりにあるかもしれないけど、保証はされない。努力をして国家資格を得ても、くいっばぐれる可能性はあるし、その仕事の内容が自分の長所となる確約は無い。人に教えるのが苦手なのに教員になっても、教師の仕事が長所になるってのは難しいし、食い扶持は得られるだろうけど「お金になる」とは考えにくい。


仕事そのもの求人と求職のマッチングと同じで、自分が楽にできること、そして他人には難しいことを探し当てるか否か。これができれば随分と人生は面白いものになるに違いない。

もちろん例えば「自分は食って寝るのが楽だから、それを仕事にしよう」ってのは無理な話。他人も同じように楽だと思うし、その行為は他人に任せようとはしないからね。食べるのは好きで、その味に関する感想を述べたり写真を撮るのも好きってのなら、それをまとめてブログなどにしたため、お食事漫遊記的な執筆に走るってのもあるのだろうけど。その内容に需要があれば、それはすなわち長所がお金になる次第。

            

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年5月 2日 07:40に書いた記事です。

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