「書籍を3日で10万円」。状況次第ではおかしな話ではないのだけど

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......ということで都知事の行動そのものはさておくとして。金銭的な上限の度合い、あるなしを別にすれば、書籍に費やす金銭ってのは、言葉通り天井知らずとなる。もう少し範ちゅうを広げて「資料」とすればなおさら。神保町に足を運んで、専門分野の相応な資料を探っていると、数時間で数万円が吹き飛び、複数の紙袋を抱えているケースは少なくない。いや、紙袋は1つで済んでしまうかもしれない。雑誌や新刊ならともかく、書籍の類はそれほど安いものでは無い。


ましてや資料としてひとそろえが必要なものとか、緊急性は高くないけれどこの場で確保しておかないと次の機会には入手が不可能になる可能性がある書籍ってのは、専門的な分野であればあるほど多くなる。印刷冊数が少数だから、下手をすると出会えただけでも奇跡とか、一期一会的な感じ。濃い分野だったりすると、一冊数万円とかあるからね。

繰り返しになるけれど都知事の挙動はともかくとして。書籍へつぎ込む金額ってのは、対象が専門的なものになればなるほど(出版される数も少なくなるし手間もかかるので)高くなる。だからこそある意味、専門分野における書籍はお宝にもなりうるのだな。昨今では有料電子書籍や無料のウェブ展開によってそれも薄れつつあるけれど、データ化されていない書籍は山ほどあるし、資料としての保存性はデータと紙媒体とではまた別次元の話になるからねえ......。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年5月20日 07:37に書いた記事です。

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