今夏も電力周りで数字目標設定による節電要請はなされない可能性

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経済産業省は8日、沖縄電力を除く電力大手9社の今夏の電力需給見通しを公表した。ピーク時の電力需要に対する供給力を示す「供給予備率」は全国平均で8.9%と、電力の安定供給に最低限必要とされる3%以上を大幅に上回る見通しとなった。政府は企業や家庭への数値目標を設定した節電要請を4年連続で見送る方針だ。

引用元の記事タイトルでは単に「節電要請を見送り」とあるので、去年までの数字目標無しの節電要請すら無くなるのか、すごいなと思って本文に目を通したら、「数値目標を設定した節電要請を4年連続で見送る方針」で昨年と同じだったという、詐欺的タイトルに全当職は激怒した。メロスじゃないけど走りたくなった。

で、夏の節電周りの話は何度か関連委員会で内容を詰め、ゴールデンウィーク前後に最終的な政府見解としてまとめられて決定公知されるのだけど、委員会の議事録や資料は公開されているので、4月半ばぐらいには大体まとめられる。今回は第一報的なもので、それもすでに取得可能な状態(上にあるやつ)。

ざっと目を通した限りでは、新規参入事業者への離脱や節電の定着などが結構大きな効果を生み出している。自然エネは不安定要素が大きく、パラメータ化しにくい感じ。太陽光はそれなりに規模も拡大してきたけど、他の発電方法と比べると安定感が今三つ。

で、試算の上では電力需給の上での予備率は夏季において6%から10%ぐらいを確保できそう。これは電力会社間の融通無しでの話。関西や中国、九州もそれほど危ない状況では無い。ただ関西に関しては少々不安定要素があるかな、という動きがある。

今年は本家サイトの方の記述も、委員会ベースのものはパスしておいて、公式見解としてまとまった時点で挙げればいいかな、という気がする。むしろ現時点ではまだ試算されていない、コスト面に重点をおいた解説をした方がよいかもしれない。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年4月 9日 07:13に書いた記事です。

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