ASCII.jp Web Professionalにグラフを盗用された件について

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先日の【キュレーションサイトampにグラフを盗用された件について】に続き、グラフの無断盗用(いや、無断で無くても盗用は困るのだけど)の件。この類の話って滅多にないはずなんだけど、家電が相次いで寿命切れになるような感じなのかなあ、と思ったりもする。

で、概要としては上記の通りで、報告を受けて確認したところ、引用の記述も無いまま、まるで記事制作側が作ったかのような使い方で、当方の【国連予想による中国・インド・インドネシアの2100年までの人口推移をグラフ化してみる(2015年)(最新)】のグラフが使われていた次第。ジェームズの意匠が役に立った......ってまあ、それが無くとも当方のグラフはクセがあるので、それなりに分かるのだけど。


写真を趣味・仕事にしている方の写真とか、絵で生業をしている人の絵ならともかく、グラフの場合はどこまで手立てを講じればよいのか、ちょっと迷うところがある。とはいえ、必要なデータを探し出して精査し計算を施し、それをグラフ化するのは、それなりの独自性が必要になるし労苦もある。ましてや今件は海外のものを取得しているのだから、躊躇することなく同じように対価請求をしてもよいのかもしれないなあとも思ったりする。

今件でちょっと気がかりというか頭が痛いのは、盗用した記事を見れば分かるのだけど、厳密にはASCII.jp編集部内で構築したものではなく、D2Cスマイルってところの記事の提供掲載なんだよね。そしてここが大手広告代理店の子会社。記事内容もどうも広告記事っぽさが見え隠れ。その類の記事で当方の素材が使われると、色々と各方面から誤解を受けてしまうかもしれない。それは本意ではないのだよねえ。ステルス大嫌いだし。

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このページは、不破雷蔵が2016年4月14日 07:02に書いた記事です。

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