電子書籍と紙の書籍の違い、また一つなるほど感

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当方はといえば電子書籍否定派とか肯定派とかいうのではなく、紙と両立して良い方を使えばいいし、けれど現状の「電子書籍は事実上読む権利を与えられただけでデータは手元に残らないってのはちょっと理不尽だよな」的な意見の持ち主であることをあらかじめ書き記した上で。電子書籍周りのやりとりで、ああ確かにこんなこともあるな、と思った、感心させられた話を覚え書きも兼ねて。

確かに電子書籍は紙媒体の書籍と異なり、事前情報のアプローチの仕方が随分と違ってくる。逆に、詳細な紹介文章から直接購入リンクにジャンプして、数分も待たずにその電子書籍を取得した場合、事前情報を山盛り頭にぶち込んだ直後に本家マスター本を読めるわけで、このアプローチの違いが、紙媒体と電子の印象の差異にも表れてくるのかなあ、という気がする。


他方、これは当方も何度となく実感している話。一応ページ数などはしっかりと書かれているし、連載物となると毎回何ページかはある程度統一されているので読んでいる最中に「あと数ページで終わりかな」という脳内チェックがされているのだけど、「どこまで進んだか」の推測がされにくいってのはある。ページの厚み、残りの厚さ、冊子そのものの開き方により、どれぐらい進んだかの目検討が電子書籍では難しい。

内容が常に面白いものであれば止めども無く読み進めてしまうし(でも人間には精神力も体力も限界があるので、突然失速する)、そこまでの魅力が無い場合、ゴールが見えないマラソンをしているような感じになる。残りページ数の存在を何となくレベルで知ることは、クライマックスシーンに向けた自分自身の気持ちの切り替えのための演出にもなっていたわけだ。

まぁ、この辺りは便宜性の上では何の役にも立たないけれど必要ならば、じきに何らかの施策が打たれると思う。電気自動車にエンジン音を別途立てさせるスピーカーを用意するみたいな感じ。

電子書籍は新しいメディア。それゆえに、運用し始めてはじめて分かること、長所短所が浮かび上がる。それに誠実に向き合い対処できるか否かで、さらなる発展がなされるかどうか、そのスピード感も決まるんじゃないかな。

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このページは、不破雷蔵が2016年2月12日 08:01に書いた記事です。

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