ツイッターのタイムライン表示の仕様が一部変更になるとの話

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この機能を使うと、Twitterにログインしたときに、ユーザーにとって最も重要と判断されたいくつかのツイートがタイムラインの上部に新しい順に表示されます。その下にはこれまで通りにツイートが新しい順で並びます。タイムラインをリフレッシュすると、すべてのツイートが新しい順で表示されます。

先日CEOが「違うよ、全然違うよ」と否定をした、ツイッターのタイムラインにおける表示様式の変更話。言及の通り、優先順位の高そうなツイートをごちゃごちゃと並び替える方法は採用されなかったけれど、すでに導入されている「しばらくアクセスしていないと『あなたがいない間にこんなことがありましたよ』的なツイートが抽出されて前面表示される」の発展版が導入されることとなった。ただし公式リツイートへのコメント導入の時のように、少しずつ浸透する形での導入となるので、利用者すべてが適用されるまでにはしばらく時間がかかる。

現時点では正式導入仕様の利用者の確認ができないのと、公式ページの解説もあわせいまいち解釈が難しいところがあるので、どのような変化が生じるか断言は留保。イメージ的には「『あなたがいない間にこんなことがありましたよ』が拡大される」「リロードすると普通の表示に戻る」という感じ。さらに設定で「そんなことはしなくていいよ」の切り替えも可能となる。以前噂されていた「完全にシャッフルされて勝手に重要判定されたものがずらりと並び、時系列など無い」「強制表示されて時系列表示はもう二度とできない」ってことはない。まぁ、Facebookでもその仕様は無かったし。

新しいタイムライン事前にテストを行ったところ、この新機能を使った人はRTやツイートが増える傾向があったとも述べています。

そりゃ、ログインしていなかった時間帯のタイムラインをすべて遡って見る人は多くないし、遡り数にも制限があるから、リアクションは増える。ただ、推挙されるツイートが本当に見たいものだったのか否かのロジックには疑問符がつくし、逆にそれで満足してしまいタイムラインそのものの購読率が落ちるリスクもある。ログイン間隔による違いも精査する必要があるだろうね。

これ、Facebookでのお薦め優先の時にも感じたんだけど、要は情報取得を味見程度に見なしているのか、ちゃんと見るのか否か、使い方のスタンスによるところが大きいと思うんだよね。時系列的に見る人は、毎日新聞を取って読む人のような感じ。隅から隅まで目を通して、しっかりと前後関係を把握しないとイヤだな、と感じる。他方、毎回アクセスするたびにオススメ表示を見る人は、床屋や銀行に足を運んで、用意されている雑誌や新聞に目を通す感じ。手元にあるものにぱらぱらと目を通し、時間をつぶせればそれでいいや、的な。

時間の経過と共に実装備される人も出てくるだろうから、それに伴い反応も見えてくる。結果を見極めたい。


ちなみに当方のアカウントは未実装。コメント周りの仕様変更でも最後の最後にようやく導入って感じだったので、今件もしばらくは待ちということになるのだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2016年2月11日 07:15に書いた記事です。

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